肩に手を当てる女性

肩こりは、肩の筋肉が疲れているから起こる――。

そう思っている方は多いかもしれません。

もちろん、首や肩まわりの筋肉に負担がかかることは、肩こりの大きな要因の一つです。

しかし、実際にはそれだけではありません。

長時間のデスクワークやスマートフォン、姿勢、首や肩甲骨の動き、背中の状態、身体の使い方など、いくつかの要素が重なって肩こりにつながっていることがあります。

肩を揉んでもすぐにまたこってしまう場合も、肩そのものだけでなく、肩に負担をかけている背景を考えることが大切です。


肩こりの原因は「肩」だけとは限りません

肩がこっていると、どうしても「肩の筋肉が悪い」と考えてしまいます。

実際、肩こりを感じているときには、首や肩周辺の筋肉が緊張していたり、動かしにくくなっていたりすることがあります。

ただ、その筋肉がなぜ緊張しているのかまで考えると、関係する要素はもう少し広い範囲にあります。

関係する要素肩こりとの関係
長時間同じ姿勢首や肩周辺に負担がかかり続けることがあります
頭の位置頭が前に出た状態が続くと首や肩への負担につながることがあります
肩・腕の動き肩や腕を動かす機会が少ない状態が続くことがあります
肩甲骨肩や腕の動きに関係するため、動き方を確認する手がかりになります
背中・胸まわり身体の姿勢や動きに影響することがあります
身体の使い方一部に負担が偏っている場合があります
疲労・緊張身体に力が入りやすく、肩や首の張りを感じる場合があります

つまり、肩こりは「肩に問題がある」というだけではなく、肩に負担が集まりやすい身体の状態になっていることも考える必要があります。

「どこがこっているか」だけでなく、「なぜそこに負担が集まっているのか」を考える。


首や肩の筋肉に負担がかかると肩こりにつながる

首や肩の筋肉があたまを引っ張る画像

首や肩の周辺には、頭や腕を支えたり、身体を動かしたりするための多くの筋肉があります。

特に日常生活では、頭を支えながら腕を使うという動作を繰り返しています。

パソコン作業やスマートフォンを見る時間が長くなると、頭や肩の位置が普段とは変わった状態で長時間過ごすことになります。

その状態が続けば、首や肩周辺の筋肉に負担が集中しやすくなります。

肩がこっている場所だけを見るのではなく、なぜそこに負担が集まっているのかを見ることが大切です。


肩こりにつながりやすい日常の3つの場面

デスクワーク

長時間同じ姿勢を続けることで、首や肩周辺に小さな負担が積み重なることがあります。

スマートフォン

画面を見るために顔が下を向き、腕や肩の位置も一定になりやすくなります。

姿勢・身体の使い方

同じ姿勢や身体の使い方を繰り返すことで、一部に負担が偏る場合があります。

デスクワークで肩がこりやすい理由

パソコンに集中して肩こりに悩む女性

デスクワークでは、長時間同じ姿勢を続けることが少なくありません。

パソコン画面を見るために顔が前に出たり、腕を前に置いた状態が続いたりすると、首や肩周辺の筋肉を使い続けることになります。

さらに、仕事に集中すると身体を動かす回数そのものが減ってしまいます。

一度に大きな負担がかかるというよりも、小さな負担が長時間積み重なることが肩こりにつながる場合があります。

「仕事が終わる頃になると肩が重い」「夕方になると首まで張ってくる」という方は、仕事中の姿勢だけではなく、同じ姿勢をどのくらい続けているか、途中で身体を動かしているかも確認してみるとよいでしょう。


スマートフォンを見る時間も肩こりに関係します

スマートフォンを使用するときは、画面を見るために顔が下を向きやすくなります。

また、手元で操作する時間が長くなることで、腕や肩の位置も一定になりやすくなります。

短時間であれば大きな問題にならなくても、それを毎日長時間繰り返していれば、首や肩への負担が積み重なることがあります。

  • スマートフォンを見る時間が長い
  • 首を前に出した姿勢が多い
  • 肩が内側に入りやすい
  • 首や肩を動かす機会が少ない

といった状態が重なる場合は、肩こりとの関係を考えてみる必要があります。


猫背や姿勢の崩れと肩こり

「猫背だから肩がこる」と単純に考えることもできますが、実際には姿勢そのものだけで肩こりが決まるわけではありません。

重要なのは、その姿勢で身体がどのように使われ、どこに負担が集まっているかです。

姿勢の乱れからくる肩こりの原因と骨盤矯正の効果を説明するイメージ画像

例えば、背中が丸くなった状態では、頭や肩の位置にも変化が起こります。

その状態で長時間過ごせば、首や肩周辺の筋肉が働き続けることがあります。

また、普段から同じ姿勢を続けていると、身体を動かすときにも一部の筋肉に負担が偏ることがあります。

そのため、肩こりを考えるときには「姿勢を良くする」だけではなく、普段どのような姿勢で、どのように身体を使っているのかを見ることが大切です。


肩甲骨の動きも肩こりに関係する

肩甲骨は、肩や腕を動かすときに重要な役割を持っています。

腕を上げたり、後ろに引いたりするときにも、肩甲骨は周囲の組織と連動して動きます。

ところが、デスクワークなどで腕を前に出した状態が長く続くと、肩甲骨を大きく動かす機会が少なくなります。

その結果、肩周辺の動きが限られたり、身体の使い方に偏りが生じたりすることがあります。

肩こりがあるからといって、必ず肩甲骨に問題があるとは限りません。

ただ、肩甲骨がどのように動いているのかを見ることは、肩こりの原因を考える一つの手がかりになります。


首や背中の状態が肩こりに影響することもあります

肩こりを感じる場所は肩でも、その周辺にある首や背中の状態が関係していることがあります。

首から背中にかけては、多くの筋肉や関節がつながっています。

そのため、首だけ、肩だけ、背中だけと切り分けて考えるよりも、身体全体の動きの中で肩にどのような負担がかかっているのかを見ることが重要です。

背中の筋肉
身体の状態肩こりを考えるときのポイント
首を動かしにくい首の動きと肩への負担を確認する
背中が張っている背中の動きや姿勢との関係を見る
肩を回すと左右差がある左右の動き方の違いを確認する

疲労やストレスも肩こりの一因になります

肩こりは、姿勢や身体の使い方だけで起こるものではありません。

仕事や家事などによる身体的な疲労に加えて、緊張する状態が続くことで、身体に力が入りやすくなることもあります。

また、睡眠不足などによって十分に休めていない状態が続けば、疲労が抜けにくくなることもあります。

肩こりを考えるときには、身体の状態だけではなく、普段の生活や休息の状態まで含めて考えることが大切です。


肩こりが繰り返すのはなぜ?

肩を揉んだり、ストレッチをしたりすると、一時的に楽になることがあります。

それでも数日すると、また肩がこってしまう。

このような場合には、「肩をほぐすことが足りない」と考えるだけではなく、肩に負担をかけている状態が残っていないかを考える必要があります。

繰り返す肩こりにつながる可能性がある状態
毎日長時間同じ姿勢を続けている
身体を動かす時間が少ない
首や肩を使う姿勢が繰り返されている
疲労が十分に抜けていない
身体の使い方に偏りがある
スマートフォンやゲーム、パソコンを使う人の日常の様子

一つだけが原因とは限りません。

複数の負担が重なった結果として肩こりが続いていることもあります。


「肩こりの原因」は人によって違います

ここまで紹介したように、肩こりにはさまざまな要因があります。

だからこそ、「肩こりなら必ずこの原因」という一つの答えを当てはめることはできません。

同じようにデスクワークをしていても、肩こりを感じる人と感じない人がいます。

また、肩こりを感じる場所や強さ、こりやすい時間帯なども人によって異なります。

「どこがこっているか」

だけではなく、

  • いつからこるのか
  • どんなときに強くなるのか
  • 普段どのように身体を使っているのか
  • 首や背中、肩甲骨などはどのように動いているのか

といったことを合わせて考えることが大切です。


肩こりの原因を考えるときに大切なこと

肩こりがあると、こっている場所を何とかしたくなります。

もちろん、つらい場所を楽にすることは大切です。

しかし、繰り返す肩こりの場合には、そこだけを見るのではなく、肩に負担がかかる背景まで確認することが大切です。

姿勢、身体の動かし方、首や背中の状態、肩甲骨の動き、仕事やスマートフォンの使用時間、疲労や休息など。

こうした要素を一つずつ整理していくことで、自分の肩こりがどのような状況で起こりやすいのかが見えてくることがあります。

肩こりを「肩だけの問題」と決めつけず、身体の状態と日常生活を合わせて考えてみることが大切です。


COZYでは肩こりをどう考えているか

肩こり改善整体

福岡手もみ整体院COZYでは、肩こりがあるからといって肩だけを見るのではなく、首・肩・背中などの状態を確認し、身体の使い方や負担のかかり方も考慮しながら施術を行っています。

肩こりの感じ方や身体の状態は、一人ひとり異なります。

そのため、現在の身体の状態を確認したうえで、それぞれの状態に応じて必要な部分に施術を行っていきます。

COZYでは、カウンセリングから施術、施術後の確認まで、院長がマンツーマンで対応しています。


まとめ

肩こりは、肩の筋肉だけに原因があるとは限りません。

デスクワークやスマートフォン、姿勢、首や肩甲骨の動き、背中の状態、身体の使い方、疲労など、さまざまな要素が重なって肩こりにつながっている場合があります。

そのため、繰り返す肩こりでは「こっている場所」だけを見るのではなく、なぜそこに負担が集まっているのかを考えることが大切です。

自分では原因がよく分からない場合でも、普段の姿勢や身体の使い方、こりを感じるタイミングなどを振り返ってみると、原因を考える手がかりになることがあります。

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