肩こりが夕方になると強くなるのはなぜ?

朝はそれほど気にならなかったのに、仕事や家事をしているうちに、夕方になると肩が重くなったり、首まで張ってきたりすることはありませんか?
「一日の終わりだから疲れているだけ」と考えてしまいがちですが、夕方に肩こりが強くなる背景には、日中の姿勢や身体の使い方、同じ姿勢が続くことによる筋肉への負担などが関係していることがあります。
特にデスクワークやスマートフォンを使う時間が長い方は、気づかないうちに首や肩周辺へ負担を積み重ねていることがあります。
ここでは、なぜ肩こりが夕方になると強く感じやすいのか、日中の身体の使い方との関係や、症状が強いときに確認したいポイントについて解説します。
肩こりが夕方になると強くなるのはなぜ?
夕方に肩こりが強くなる大きな理由の一つとして考えられるのが、日中の姿勢や動作による負担の積み重ねです。
たとえば、パソコン作業を長時間続けていると、頭や腕を支える首・肩周辺の筋肉が同じような状態で働き続けることがあります。
最初のうちは気にならなくても、時間が経つにつれて筋肉の疲労感や張りを感じやすくなり、夕方になって「肩が重い」「首がつらい」と感じることがあります。
また、仕事に集中していると、肩に力が入っていたり、頭が前に出た姿勢になっていたりしても、自分では気づきにくいものです。
つまり、夕方の肩こりは、夕方になったことそのものが原因というより、そこまでの時間にどのような姿勢や身体の使い方をしていたかが関係している場合があります。
長時間のデスクワークで肩こりが強くなりやすい理由
デスクワークでは、パソコンの画面を見るために顔が前に出たり、腕を前方に置いた姿勢が長く続いたりします。
このような姿勢が続くと、首や肩周辺の筋肉が頭や腕を支えるために働き続けることになります。
特に、
- パソコンの画面が低すぎる
- 椅子や机の高さが合っていない
- 肘を支えられない状態で作業している
- 背中が丸くなっている
- 同じ姿勢のまま長時間作業している
といった状態が重なると、肩や首への負担が大きくなりやすくなります。
もちろん、姿勢だけですべての肩こりが説明できるわけではありません。
しかし、長時間同じ姿勢を続けることそのものが、肩こりを感じるきっかけになることがあります。
「姿勢が悪いから肩がこる」とは限りません
肩こりというと、「猫背だから」「姿勢が悪いから」と考える方も多いでしょう。
実際に姿勢が関係するケースはありますが、姿勢だけを原因と決めつけることはできません。
同じような姿勢で仕事をしていても、肩こりを感じる人と感じない人がいます。
これは、筋肉の使い方や身体の動かし方、休憩の取り方、仕事量、睡眠、ストレスなど、さまざまな要素が関係するためです。
そのため、
「姿勢を正せば肩こりは必ずなくなる」
とは限りません。
大切なのは、姿勢の形だけを見るのではなく、一日の中でどのように身体を使っているのかを確認することです。
夕方に肩こりが強くなる人は「同じ姿勢の時間」を確認しましょう
肩こりが夕方に強くなる場合は、姿勢そのものだけでなく、同じ姿勢がどれくらい続いているかも確認してみましょう。
たとえば、朝から夕方までほとんど身体を動かさず、パソコン画面を見続けている場合、肩や首周辺に負担が蓄積しやすくなります。
一方で、作業の途中に立ち上がったり、歩いたり、腕や肩を動かしたりする時間があると、同じ姿勢が続く時間を減らすことができます。
「正しい姿勢を一日中維持する」ことだけを意識するよりも、同じ姿勢を長時間続けないことを意識するほうが取り入れやすい場合もあります。
スマートフォンの使い方も肩こりに関係することがあります
仕事中はパソコン、休憩中はスマートフォンという生活になっている方も少なくありません。
スマートフォンを見るときには、画面を覗き込むように頭が前へ出たり、下を向く時間が長くなったりすることがあります。
短時間なら大きな問題にならなくても、仕事中のパソコン作業に加えて、通勤中や帰宅後にも長時間スマートフォンを使っていると、首や肩を休ませる時間が少なくなります。
そのため、
「仕事が終わる頃に肩がつらい」
という方は、仕事中だけではなく、通勤中や自宅でのスマートフォンの使い方も一度確認してみるとよいでしょう。
肩こりが夕方に強くなるときに確認したいこと
夕方になると肩こりが強くなる場合は、次のようなことを振り返ってみてください。
1.朝と夕方で症状にどのくらい差があるか
朝はほとんど気にならないのか、それとも起きた時点ですでに肩が重いのかを確認します。
夕方だけ強くなるのであれば、日中の姿勢や作業時間との関係がないか考えてみましょう。
2.どんな仕事や作業をしているか
パソコン作業、細かい作業、運転、立ち仕事など、仕事内容によって身体の使い方は変わります。
「肩こりだからデスクワーク」と決めつけず、実際にどのような姿勢を何時間続けているのかを確認することが大切です。
3.肩に力が入り続けていないか
集中していると、無意識に肩をすくめたり、歯を食いしばったりすることがあります。
仕事の合間に一度肩の力を抜いてみると、自分が思っていた以上に力が入っていたことに気づく場合があります。
4.休憩や身体を動かす時間があるか
長時間同じ姿勢を続けていないか、途中で立ち上がる時間があるかを確認してみましょう。
休憩時間に少し歩くだけでも、長時間同じ姿勢を続けることを避けるきっかけになります。
ストレッチをしても肩こりが繰り返すのはなぜ?
肩こりがあると、肩を回したり首を伸ばしたりする方も多いでしょう。
一時的に楽になるのであれば、それ自体が悪いわけではありません。
ただし、ストレッチをしても毎日夕方になると同じように肩がこる場合は、肩周辺だけを伸ばすことではなく、肩こりにつながっている日中の身体の使い方を見直すことも必要です。
たとえば、
- 長時間同じ姿勢を続けている
- パソコンの位置が合っていない
- 腕を前に出した状態が長い
- 背中や肩甲骨周辺をあまり動かしていない
- 休憩が少ない
といった状態が続いていれば、ストレッチをしてもまた同じ負担がかかります。
そのため、肩こり対策では「つらくなったら伸ばす」だけではなく、つらくなるまでの過程を見ることも大切です。
こんな肩こりが続くときは注意しましょう
肩こりはよくある症状ですが、すべてを単純な肩こりとして考えてよいとは限りません。
特に、
- これまでにない強い痛みが急に出た
- 腕や手にしびれがある
- 手や腕に力が入りにくい
- 症状が徐々に悪化している
- 発熱などほかの症状を伴っている
- 転倒や事故などのあとから症状が出た
- 日常生活に支障が出るほど症状が強い
といった場合は、肩こりだけと判断せず、医療機関で相談することをおすすめします。
肩や首の症状の中には、筋肉の疲労以外の原因が関係していることもあります。
夕方の肩こりは「肩だけ」を見るのではなく一日の身体の使い方を見る
夕方になると肩がつらくなる場合、「肩が疲れている」と考えるのは自然なことです。
しかし、実際には肩だけではなく、
朝から夕方までどんな姿勢で過ごしていたのか、どのくらい同じ姿勢が続いたのか、身体のどこに負担がかかっていたのか
を考えることが大切です。
肩こりは、痛みや重さを感じている場所だけに原因があるとは限りません。
首、肩、背中、肩甲骨周辺などの動きや、普段の姿勢・身体の使い方を合わせて考えることで、なぜ夕方になると症状が強くなるのかが見えてくることがあります。
肩こりが夕方になると強くなる方へ
夕方になると肩や首がつらくなり、仕事が終わる頃には肩が重く感じる。
そのような状態が続いている場合は、単に「肩を揉めばいい」と考えるのではなく、日中の姿勢や身体の使い方を一度振り返ってみることをおすすめします。
福岡・天神で肩こりや首こりについてお悩みの方は、肩だけでなく、姿勢や身体全体の動きも含めて状態を確認することが大切です。
福岡手もみ整体院COZYでは、お身体の状態を確認しながら、肩や首だけに限らず、姿勢や身体の使い方も考慮して施術を行っています。
肩こり・首こりについて詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
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