ぎっくり腰を繰り返すのはなぜ?痛みが落ち着いた後に考えたいこと

ぎっくり腰になったときは、突然の強い腰の痛みに驚く方も多いでしょう。
しばらくすると痛みが落ち着いて普段の生活に戻れるものの、「またぎっくり腰になったらどうしよう」と不安になることもあります。
一度だけなら偶然だと思えても、何度も繰り返している場合は、普段の身体の使い方や腰に負担がかかりやすい動作などを一度振り返ってみることが大切です。
ぎっくり腰は、単純に「腰が弱いから起こる」と決めつけられるものではありません。
ここでは、ぎっくり腰を繰り返す理由として考えられることや、痛みが落ち着いた後に確認しておきたいポイントについて解説します。
ぎっくり腰を繰り返すのはなぜ?
ぎっくり腰を繰り返す場合、日常生活の中で腰に負担がかかりやすい状態が続いている可能性があります。
たとえば、重い物を持ち上げる、前かがみになる、身体をひねるといった動作だけでなく、長時間同じ姿勢を続けることや、身体をあまり動かさない生活なども関係することがあります。
また、腰だけの問題ではなく、股関節や背中などの動き、身体全体の使い方が影響している場合もあります。
そのため、ぎっくり腰を繰り返しているからといって、「腰をもっと鍛えなければいけない」と単純に考える必要はありません。
大切なのは、ぎっくり腰になるまでの生活や身体の使い方を振り返ることです。
痛みが落ち着いたからといって元の状態に戻ったとは限りません
ぎっくり腰になると、最初は動くことも難しいほどつらくても、時間の経過とともに痛みが軽くなっていくことがあります。
痛みが落ち着けば普段の生活に戻れるようになりますが、そこで「もう完全に問題ない」と考えてしまうことがあります。
しかし、痛みがなくなったことと、身体の使い方や動き方まで元通りになっていることは同じではありません。
痛みがある間に動きを控えていたことで、身体をかばう動きが残っていることもあります。
また、ぎっくり腰になる前から続いていた姿勢や身体の使い方が、そのまま残っている場合もあります。
そのため、痛みが落ち着いた後こそ、なぜ今回ぎっくり腰になったのかを振り返ることが大切です。
「重い物を持ったから」だけが原因とは限りません
ぎっくり腰というと、重い物を持ち上げた瞬間に起こるイメージが強いかもしれません。
もちろん、重い物を持つ動作がきっかけになることはあります。
しかし、実際にはその動作だけが問題なのではなく、それまでの身体の状態や疲労、動き方などが重なったところに、ある動作がきっかけとなって痛みが出ることもあります。
たとえば、
- 長時間座り続けていた
- 最近あまり身体を動かしていなかった
- 仕事や家事で身体を使う量が増えていた
- 前かがみの姿勢が多かった
- 腰をかばうような動きが続いていた
- 睡眠不足や疲労が重なっていた
などです。
そのため、「あのとき重い物を持ったから」と、その一瞬だけを原因として考えるのではなく、その動作をするまでにどのような一日を過ごしていたのかを見ることも重要です。
同じ動作を繰り返していないか確認しましょう
ぎっくり腰を繰り返す方は、普段の生活の中で腰に負担がかかりやすい動作を何度も繰り返していないか確認してみましょう。
たとえば、
- 床にある物を何度も拾う
- 中腰の姿勢で作業する
- 長時間座ったまま仕事をする
- 車の乗り降りが多い
- 子どもを抱き上げることが多い
- 腰をひねる動作が多い
- 朝起きてすぐに身体を大きく動かす
など、生活環境によって腰への負担は変わります。
一つ一つの動作が悪いというわけではありません。
問題なのは、同じような負担が毎日のように繰り返されていないかということです。
長時間同じ姿勢も腰の負担につながることがあります
ぎっくり腰というと、身体を動かしたときに起こるものと考えがちです。
しかし、デスクワークなどで長時間座り続ける生活をしている方も注意が必要です。
長い時間同じ姿勢でいると、腰だけでなく股関節や背中なども動かす機会が少なくなります。
その状態から急に立ち上がったり、前かがみになったり、物を持ち上げたりすると、身体が動作の変化についていきにくいと感じることがあります。
「座っているだけだから腰には負担がかからない」と考えず、一日の中でどれくらい身体を動かしているかも振り返ってみましょう。
痛みが落ち着いた後に確認したい4つのこと
ぎっくり腰を繰り返している方は、痛みが落ち着いた後に次のことを確認してみてください。
1.ぎっくり腰になる前に何をしていたか
痛みが出た瞬間だけではなく、その前の数時間から数日間を振り返ってみましょう。
仕事が忙しかった、長時間座っていた、普段より身体を使ったなど、いつもと違うことがなかったか確認します。
2.どんな動作で痛みが出たのか
重い物を持ったときなのか、前かがみになったときなのか、身体をひねったときなのか。
毎回似たような動作でぎっくり腰を起こしているのであれば、その動作をするときの身体の使い方を見直すきっかけになります。
3.普段から腰をかばっていないか
ぎっくり腰になる前から、腰に違和感があったり、動くときに無意識に腰をかばっていたりしないか確認してみましょう。
痛みが強くなるまで気づかない方もいるため、普段の小さな違和感を振り返ることも大切です。
4.身体を動かす時間が少なくなっていないか
仕事や家事が忙しいと、歩いたり身体を動かしたりする時間が少なくなることがあります。
一日中座っている、車での移動が多いなど、身体を動かす機会そのものが減っていないか確認してみましょう。
ぎっくり腰を防ぐために「腰だけ」を考える必要はありません
ぎっくり腰を繰り返すと、「腰をもっと強くしなければ」と考える方もいるでしょう。
もちろん身体を動かすことは大切ですが、腰だけに注目する必要はありません。
立つ、座る、歩く、前かがみになる、物を持つといった動作では、腰だけでなく股関節や背中、脚なども一緒に動いています。
そのため、腰に負担が集中しているように感じる場合でも、実際には身体全体の動き方が関係していることがあります。
腰だけを見るのではなく、身体全体がどのように動いているのかを見ることも、繰り返すぎっくり腰を考えるうえで大切です。
ストレッチや運動は「痛みが落ち着いてから」考えましょう
ぎっくり腰になった直後は、無理にストレッチや運動を行えばよいというものではありません。
強い痛みがある時期は、まず無理をせず、必要に応じて医療機関へ相談することが大切です。
痛みが落ち着いて普段の動作ができるようになってから、身体を少しずつ動かすことを考えていきます。
ただし、「ぎっくり腰になったらこのストレッチをすれば必ず防げる」というような単純なものではありません。
自分の身体の状態や生活環境に合わせて、無理のない範囲で身体を動かすことが大切です。
こんな場合は医療機関に相談しましょう
腰痛のすべてを「ぎっくり腰」と考えてよいわけではありません。
特に、
- 強い痛みが続いている
- 痛みが徐々に悪化している
- 脚にしびれや力の入りにくさがある
- 発熱などほかの症状を伴っている
- 転倒や事故などの後から痛みが出た
- 排尿や排便に関する異常がある
- 日常生活が難しいほど症状が強い
といった場合は、自己判断せず医療機関に相談することをおすすめします。
また、何度も強い腰痛を繰り返している場合も、一度医療機関で原因を確認しておくと安心です。
ぎっくり腰を繰り返すなら「痛くなった瞬間」だけを見ない
ぎっくり腰を繰り返していると、「また同じことが起こるのではないか」と不安になるものです。
しかし、考えるべきなのは、痛みが出た瞬間だけではありません。
その前にどのような生活をしていたのか、どんな姿勢や動作が多かったのか、身体を動かす時間は十分にあったのか。
こうしたことを振り返ることで、自分の腰に負担がかかりやすい場面が見えてくることがあります。
ぎっくり腰を繰り返さないためには、腰を痛めた瞬間だけではなく、そこに至るまでの身体の使い方を見ることが大切です。
ぎっくり腰を繰り返している方へ
ぎっくり腰を繰り返している場合、痛みが落ち着いたからといって、すぐに以前と同じ生活に戻すだけではなく、一度普段の身体の使い方を振り返ってみることをおすすめします。
福岡・天神で腰痛やぎっくり腰についてお悩みの方は、腰だけでなく、姿勢や股関節、背中など身体全体の動きも含めて状態を確認することが大切です。
福岡手もみ整体院COZYでは、お身体の状態を確認しながら、腰だけに限らず、姿勢や身体の使い方も考慮して施術を行っています。
腰痛について詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
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